![]() |
とりあえず解決って事で、作成開始。 大きめのボウルに強力粉2カップと、コップに40℃くらいのぬるま湯120cc(2/3カップ)を用意して、準備完了。この分量で2人分。 ぬるま湯を半分くらいボウルに加え、手で混ぜる。この量では到底一つにまとまらないので、混ぜながら残りの半分を加える。手に大量に付いてしまって思うように混ぜられないが、粉をまとめるように根気よく続ける。 ボウルの底に粉と固まりの破片が残るくらいになってくるので、残りのぬるま湯を少しずつ加えながら、一つにまとまるように続ける。うまくやればぬるま湯を使い切る頃にひとかたまりになると思う。 |
![]() |
ひとかたまりになったらボウルから取りだし、打ち粉を敷いた台の上で良くこねる。カメラを使うため、ここまで左手一本でこねてきたのだが、疲れてきたのでここからは両手で行う。 乾いてパサパサした面があったら残りのぬるま湯か、別途コップに水をくんできて、少量を手にとって湿らせながら、全体が均一の湿り具合になるようにこねる。 ここで良くこねると、コシが強くなるのかな。 良さそうだったら、丸めてラップで包み、しばし休ませて馴染ませる。 |
![]() |
10分くらい経ったら、伸ばしに入る。即席麺棒の登場だ。 台の上に打ち粉を打ち、ラップを剥がした固まりを手で広げる。前方へ麺棒で伸ばしたら90度回す要領で少しずつ伸ばしていく。こうすると、だんだん形が正方形(を45度回した形)になるはずなのだが、回す角度がいい加減だったのか丸くなってしまった。この辺のワザは、蕎麦打ちの時に体験した技を転用(したはずだった)。 新聞の切り抜きには「厚さ2mmまで伸ばす」とあるが、スペースと麺棒の都合により断念。スペースの問題は、テーブルの上を片づければ解決するが、麺棒のほうはどうにもならない。ついでに、この麺棒、もう一つ弱点があって、主に一方向にしか伸ばせない。らぷを巻いている関係で、反対方向に伸ばそうとするとラップの端部が剥がれてそうになるのだ。幅の問題と比べれば大したことではないのだが。 |
![]() |
さて、伸ばせたら(伸ばせてないのだが)包丁の長さに合わせて折りたたんで、細く刻む。新聞の切り抜きには「5mmの幅」とあるが、うどんなので多少太くても大丈夫であろう。 本来なら蕎麦/うどん用の、刃の部分がまっすぐになっている包丁を使うのだろうが、そんなものはもちろん無いので、いつも使っている包丁を使う。奥から手前に包丁をやや回すように切らざるを得ない。 幅が均等になるように根気よく刻んでゆく。強力粉であるせいか、あるいは単に厚すぎるからか、切るのに意外と力が要る。 |
![]() |
刻み終わって麺ライクになったものを、やや満足感を感じながら、ほぐしてボウルに移した。 本来ならこの作業は必要ないのだが、伸ばしたものを折りたたむときに、間に打ち粉を打たなかったので、切るときにつぶれて、くっついてしまったのだ。 持ってみた感じ、ずっしりと重い。食べ応えがありそうだ。 |
![]() |
続いて、たっぷりの湯を沸かし、生の麺を茹でる。 「6〜7分」と記されていたが、今回のは太いので、10分ほど茹でた。長く茹でても、麺がふやけてくるようなことは無いようだ。 沸き立って溢れそうになった場合はその都度、水を加えれば良いとのこと。 茹で時間は麺の太さによって異なるので、1本取り出し、太めのところを食べてみて、粉っぽくなければOKだろう。 |
![]() |
ザルにあげ、流水で洗う。単に「冷ます」だけでなく、麺の表面のぬめりを取ってやることで、ツルツルとした食感が得られる。 これは手打ちうどんに限ったことではなく、乾麺のうどんを茹でたときや、冷やし中華の麺なども同じ。水を流しながらゴシゴシとこすり合わせるように洗う。 いつも使っているザルではやや小さすぎて、洗っているうちにザルから麺が落ちそうになるぞ。 |
![]() |
水気を切り、皿に盛って完成。なかなか美味しそうじゃないですか(自画自賛)。 実際に食べてみたところ、表面はツルツルしているが、ガッシリと歯ごたえのある感じで、讃岐うどん風。感激するほど旨いわけでもないが、初めて作ったにしては上出来かな。 しかしやはり太いので、何本も一緒に食べる感じではなく、1本ずつ。どれくらい太いかは...(知りたい方は左の写真をクリック)。 つけつゆは、市販の濃縮つゆを使ったが、麺が太いので規定通りの薄め方だとやや薄い感じがする。美味しい醤油が手元にあれば、讃岐うどん風に、醤油を垂らして食べてもイイかもしれない。 |