やってみよう、たべてみよう

『地ビールとドイツ料理はいかが?』

99/03/21
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 本当はアイススケートをしに出かけたはずだったのだが、天気はあいにくの雨。急遽予定を変更して、温泉&旨いものツアーに。まずは沼津でマグロ料理、そして御殿場に戻って御殿場高原ビールに行って来た。


沼津のマグロ料理屋で。

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 降り始めた雨に、我々は計画の変更を迫られていた。足柄PAでガイドブックとにらめっこすること15分。沼津に向かうことになった。目指すは沼津駅南口駅前のマグロ料理屋。沼津インターの渋滞に巻き込まれ、目的地に着いた頃にはお昼をだいぶ過ぎていた。お腹を空かせて、いざ店内へ。
 マグロといえば、鉄火丼。写真上は鉄火丼に、どて煮、味噌汁がついた鉄火丼セット(\850)。価格から見ても高級ではないが、乗っているマグロは傷もなく非常に綺麗で、しかも大きく、旨い。お買い得感あり。ちなみに「どて煮」とはマグロとゴボウとこんにゃくを味噌で煮込んだもの。
 変わったものでは、マグロ唐揚げセット(写真下、\900)。名前の通り、マグロの切り身を唐揚げにしたもの。外見はよくある鶏肉の唐揚げと変わりない。味のほうは...食べてないので不明。(^^;
 これ以外にも、マグロ餃子、マグロ団子など、いくつかマグロ料理を食べた。いずれも、普通肉が入っているところをマグロに置き換えたもの。味がさっぱりしている以外は、外見はもちろん、食べた感じもそれほど違和感はない。
 沼津駅前「鮪小屋本店」(tel:0559-63-8099)にて。

御殿場高原ビール。

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 マグロ料理で腹がいっぱいになった我々は、腹ごなしにボーリングを2ゲームやった後、一路御殿場へ。目指すは地ビールの元祖、御殿場高原ビール。ここは国道246号線から東へ少し外れたところにあり、後で紹介するビアホールの他に、ホテルやクアハウスがある。遠くから見ると要塞のよう。
 さすがに連休中日とあって、ビアホールは整理券を貰って1時間待ち。そこで待ち時間に御殿場高原温泉へ。我々はあまり時間がなかったので温泉だけしか楽しんでいないが、ここのクアハウスは休憩室やレストラン、健康器具などが用意されており、一日ここにいても良いかと思えるほど。タオルやロッカーも貸してくれるので、手ぶらで行けばOKだ。
 さて、一風呂浴びて、再びクアハウスへ。しかしまだ順番が回ってこない。少し経つと名前を呼ばれて、ようやく席へ。ログハウス風というのか、木造で天井の高い、倉庫のような空間(写真)。店員はいっぱい居り、注文してからモノが出てくるのが早い。

地ビール3種。

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 ここの地ビールは3種。写真左から、ヴァイツェン(Weizen)、ピルス(Pils)、デュンケルった。
 一時のようなブームでもないが、依然として各地の地ビールは大人気だ。大手メーカの作るビールは、かつてよりは選択肢が増えたものの、目をつぶって飲んだら区別が付かないほど似たようなものばかり。地ビールは、限られた場所でしか飲めないという有り難みに加えて、普段飲めない変わったものにチャレンジできる楽しみがある。

美味しい料理たち。

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 ドイツ料理といえばソーセージ、アイスバインなどの肉料理と、様々なチーズ、ジャガイモ料理、キャベツの酢漬けなど。ここではそれ以外に、一般的な飲み屋にある料理が加わっている。
 写真左上はスペアリブ。特製のタレに付けたものを焼いているとのことで、味がよく染みていて美味しい。
 写真右上のローストビーフは焼き具合も完璧で、ガーリックチップと合わせて食べるといい感じ。
 写真中左のは、なんていう名前だっけな?ミートローフとコンビーフの間の子みたいなもの。少々味が濃いので、ビールがすすむ。 ※puntoさんによると、これは「レバーケーゼ」というものだそうです。(2000/05/25補足)
 写真中右はホタテ貝柱のグラタン。ホワイトソースに混ざった様々な具が○。
 写真下2枚は、どこにでもあるピザと大根サラダ。ピザは、生のレタスの食感と、生ハムがポイントかな。
 デザートにはビールのアイスクリームを食べた。うーん、しかしこれが、あんまりビールっぽくなかったりする。少し苦いとか、もう少しビールっぽくても良い気がした。
 実は今回、車で来ている関係で、ドライバーの僕はビールを少ししか飲めなかった。場所的には車で来るのが普通だと思うが、しかしここはビアホール。今度来るときは、誰か酒を飲まない奴をドライバーとして連れてくるか、あるいはホテルを取っておくか、何かしら対策を立てて臨むとしよう。
 御殿場高原ビール(tel: 0550-87-5500)。

関係ないけど。

Photo  そう、今回の小旅行とは関係ないが、ただいまこれを書きながら、こいつを飲んでいる。「よなよなエール」という名の地ビールで、1月の中旬に野沢温泉に行ったときに買ってきたもの。缶に記された説明によると、
「約200種の国産地ビールが味を競うビア・コンベンション『ジャパンカップ』で金賞を受賞」
だそうだ。色はいわゆる普通の国産ビール(ex.キリンラガー)よりもやや濃く、褐色。ワインのような香りと味がする気がする。「金賞」と関係があるかどうか分からないが、美味しい地ビール。おすすめ。

「やってみよう、たべてみよう」表紙『おれんちのばんごはん』表紙



Last Update : 2005/07/26 ◇  Copyright(C)